二世帯住宅を建てようと考えた時にまず検討しなければならないのは、どのくらいの広さにするかどうかということではないでしょうか。
今回は
・予算はいくらくらい
・おすすめの間取り
など、気になるポイントをみていきましょう。
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二世帯住宅|40~45坪の広さはどう?狭い?
ごく一般的な親2人子2人といった4人の家族構成の場合、戸建住宅25~30坪もあればそれぞれの個室があり、たくさんの収納も確保できるような十分快適に過ごせる家を建てることができます。
しかし
共有部分の割合によって必要な広さが変化します。
例えば、キッチン・風呂・洗面などを共有として二世帯で一つとすると、片方の世帯のその分の面積は削減可能です。
さらに親世帯の人数は一般的に子世帯の人数よりも少なくなることが多いです。
つまり人数が少ない分親世帯の必要面積は小さくて済みます。
上記の内容を考慮すると
共有スペースの範囲をよく検討すれば、各人に個室がありゆったりとした広さのLDKのある二世帯住宅を建てることは十分可能です。
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二世帯住宅|40~50坪の価格予算はいくらくらい?
では、二世帯住宅を建てるにはどの程度の費用がかかるのでしょうか。
リフォームの場合
リフォームの場合は、解体をしてみて柱の位置や梁の位置を確認しなければならないため、思うように間取りを変更できない場合があります。
各世帯にLDKを設けようとして、いくつかの個室を大きな空間に変更しようとする時は十分注意が必要です。構造上撤去できない柱や梁が出てくる可能性があります。
また水回りの配管経路についても、既存の柱や梁の位置によっては確保できない場合があります。
そのためやむを得ず1階の寝室の真上に2階の水廻りを配置しなければならないこともあります。この場合は音の問題が発生する可能性がありますので十分注意しましょう。
新築の場合
新築であれば上記のような問題は起こりにくいです。
計画の段階で希望通りの間取りにすることができるよう、柱や梁といった構造を検討することが可能だからです。
いくらで建てられる?
このように、リフォームでは後から追加や変更が多く発生し価格に影響が出る場合があります。
また先程述べたように、共有部分の割合によって必要になる機器の台数が変化するため、金額も変化します。さらに設置する機器のグレードによっても大きな価格差があります。
例えば、45坪程度の2階建新築で各世帯に全ての機器を設置した場合、3,500~4,000万円あれば十分満足できる設備の整った二世帯住宅を建てることができるでしょう。
大人気!二世帯住宅の40~45坪のおすすめ間取り10選!
40坪の4ldkの間取り
出典:今井建設
玄関と水回りを共有にした二世帯住宅です。親の介護が必要になった時に介護がしやすいよう、トイレは余裕のある広さになっています。
また2世帯分の食料を保管できるように大きな食料庫を設けています。
40坪完全分離
出典:セキスイハイム
玄関を南側と西側に配置し、完全分離型とした二世帯住宅です。
親世帯と子世帯を行き来することができるのは、1階にある両世帯の玄関ホールにあるドアのみです。
世帯同士の干渉が少ない間取りです。
40坪解放的な間取り
出典:桧家住宅
1階は各世帯を左右に配置し、2階からは全て子世帯とした二世帯住宅です。
2階の子世帯用リビングには大きな吹き抜けがあり開放感抜群です。
40坪子供部屋のある間取り
出典:セキスイハイム
玄関やお風呂は共有でキッチンは各世帯に設置した間取りです。
共有部分を作ることで省スペース化を実現し、その分子世帯には独立した子供室をしっかりと設けることができています。
45坪4ldkの間取り
出典:中鉢建設
収納スペースをたっぷりと確保した二世帯住宅です。
2階の寝室と洋室は、生活スタイルに合わせて分けることも可能です。
45坪上下分離の間取り
出典:住友林業
異なる玄関を持ち上下階で分離していますが、坪庭のある和室はシェア空間となっており、家族で多目的に利用できるようになっています。
45坪一部共有の間取り
出典:セキスイハイム
玄関のみを共有とし上下階に分かれた間取りです。
水回りは上下階で同じエリアに設置し、音への配慮がなされています。
45坪南玄関の間取り
出典:ミサワホーム
南向きの玄関とお風呂・洗面を共有とした二世帯住宅です。
子供室は将来独立した時のことを考慮して、1つの大きな部屋に変更が可能な間取りになっています。
45坪完全分離
出典:中鉢建設
キッチンやお風呂・洗面・トイレが各世帯に配置された完全分離型の二世帯住宅です。
2階の子世帯用リビングは、上部に吹き抜けもあり開放的に作られています。
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まとめ
いかがでしたか。40~45坪では十分な広さの二世帯住宅を建てることは難しいと考えていませんか。
家族といっても、それぞれのプライバシーを確保しつつ共有スペースの範囲をよく検討することで、快適な二世帯住宅を建てることは十分可能です。
ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。