「そろそろマイホームを建てたい!」と思った時、一番ワクワクする作業が間取り決めではないでしょうか。
ここに子供部屋、ここに書斎を置いてなど今後の家族構成の変化や今のライフスタイルに合わせて、どこをどんな部屋にするかイチから決められるなんて考えただけでワクワクしますね。
実は間取りって自分で簡単に作成できるって知っていましたか??今は完全無料で間取り作成を手伝ってくれるソフトがたくさんあるんです。
今回はそんな間取り作成ソフトについてご紹介します。
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間取り作成ソフトはいい?フリーだと使い勝手が悪い?
間取りを考えるのはワクワクする作業であると同時に、一番頭を悩ませる作業でもあります。
間取りは家の快適さを左右する重要な要素。実際住んでみて「この間取りだと使いにくい!」などの失敗談もよくあることのようです。
しかも間取りなんて建てた後ではそうそう変更出来ません。手書きの図面を前に唸った人も多いのではないでしょうか。そういう方のためにあるのが間取り作成ソフトです。
なんとなく趣味程度であれば適当でも構いませんが、今後家族と何十年も暮らしていけるようなきちんとした間取りを考える場合、ものさしや方眼紙を使って広さに気をつけなくてはなりません。
いちいち長さを図るのも面倒ですし、部屋の大きさや場所を変更するのも紙と鉛筆では手間がかかります。
プロが間取りをつくる際に使うのは数百万円もするソフトですが、素人が使うには高価すぎるうえに機能も多く現実的ではありません。
そういう方向けに家を建てようとしている一般人向けの間取り作成ソフトが存在します。
有料のものもありますが中には無料のものもあり、気軽にパソコンで間取り作成ができるようになっています。
そして無料のものはクオリティが落ちるものかと思えば、実は有料ソフトとそんなに変わらないんです。
中には平面だけでなく立体的に間取りを眺めたり壁紙の色を変えたりなど、紙と鉛筆だけではできないような機能をもったものもあります。
アプリでも家を建設したり自分好みの部屋に装飾するものがありますよね。
それでは具体的にどんなソフトがあるのかみてみましょう。
【無料】おすすめフリーソフト10選!簡単&使いやすいのはコレ!
それでは実際にネットで簡単に手に入れられるおすすめのフリーソフト各種をご紹介していきましょう。
たくさん種類があります。簡単にそれぞれの特徴をご説明しますので、ぜひご自分に合ったものを見つけてください。
せっけい倶楽部
出典:せっけい倶楽部/
まず敷地の面積を決めて柱などを設置して間取り作成していきます。操作は簡単でパソコンがあまり得意でない人でも安心してすすめられるようです。
部屋の大きさ以外にも内装や外装を変えることもでき、素材の種類は外装材が1,500種類ほど内装が2,000種類もあるよう。レイアウトだけでなく自分好みの見た目にすることも可能です。
作成した間取りは3Dで見ることができ、鳥瞰図ではマウスのドラッグで視点を回転させることができます。平面よりもより完成形を想像しやすいです。
イエスマイハウス2010
出典:イエスマイハウス2010
平面図の方眼紙を目安に壁の位置や部屋の大きさなどをまず決めて、理想の間取りを作ります。
グリッド(方眼紙)を使うことで正確な位置に部屋を配置することができます。
部屋が出来上がったら、家具など色分けしてシミュレーションを行います。出来上がった部屋は「せっけい倶楽部」と同じく鳥瞰図で確認可能です。
しかもこのソフトは、間接照明の当たり方までシュミレーションしてくれるよう。照明にこだわる方には嬉しい機能ですね。
基本有料ですが、機能を制限した状態でフリーソフト版もあります。
間取りPlanner Plus
こちらも有料版と無料版があります。
少し古いタイプの間取り作成ソフトですが、その分シンプルで分かりやすい機能になっています。
またイエスマイハウスなど印刷機能がないソフトもありますが、こちらは印刷機能もバッチリ。
Excel DE 間取り図
Excelで間取り図を作成する少し変わったフリーソフトです。
Excelにあるマクロという機能を使用し、Excelのコマンドボタンから間取り図が作成できるようになります。
普段からExcelやマクロを使い慣れている人ならばスムーズに操作できます。
作った画像はJPEGで画像に加工・保存し印刷も可能。しかし他の専用フリーソフトのように3Dプレビューや鳥瞰図の作成は出来ないのがマイナスポイントです。
間取くん
マイクロソフトWordの画面を利用して案内に従ってインストールし、柱や部屋などを選択してレイアウトしていくだけの簡単操作です。
部材を重ねていくだけの簡単作業で間取りを作成することができ、Wordの図形描画や文字機能とも連携させることが可能です。
Excel DE 間取り図と同じく仕事などでWordを使いこなしている方であれば他のソフトより作成しやすいかもしれません。
3DマイホームデザイナーYビューア
出典:3Dマイホームデザイナー
「3Dマイホームデザイナー」という製品版のシリーズで、シミュレーション機能として使用できるビューア専用ソフトです。
収録している間取りサンプルデータを利用して、クロス床材張替えなどのインテリアコーディネートや家具・設備機器のレイアウトシミュレーションが可能。印刷ももちろん出来ます。
Myプランナー
こちらはCADの簡易版のようなツール。
パーツを選択して配置するといった簡単な操作で、マンションや一戸建ての間取り図を作成することが出来ます。
画面上のツールバーから「間仕切」や「外建具」といった項目を選択すると「柱」や「階段」といったパーツの種類が画面左に表示される。
最後に図面内でパーツを設置したい場所にマウスカーソルを置いてクリックするとパーツの設置が完了します。
金利や期間などの借入条件を入力して住宅ローンの月々の返済額などを計算できる「住宅ローンミニ」も付属されており、住宅に関する資金繰りのシミュレーションも行えるのがポイントです。
マドリックス 手書き間取りツール
物件の間取り図や略地図を作成する為のソフトです。
パーツを配置して物件間取図や略地図を作成し、画像出力・印刷・保存することができます。
また作成した間取り図を1/100スケールで印刷することもできます。
eハウス版せっけい倶楽部
出典:eハウス版せっけい倶楽部
こちらは上記で説明した「せっけい倶楽部」と中身はほぼ変わりません。もちろん無料です。
大体の間取りを決めたら、1階には○帖のリビングやキッチンなどパーツも豊富ですのでパソコンがあまり得意でない方でも直感で選べます。
それぞれの部屋を選択した後はパズル感覚でどの並びにするかなど組み合わせていけます。
また部屋の広さは伸縮で変更できます。家具なしで間取りを作ることもできますし、ダイニングテーブルや浴槽なども家具設備を配置して本格的にすることも可能です。
間取自由設計
こちらは誰でもウェブ上から簡単に住宅設計できるのが特徴。ダウンロードが不要なのでパソコンが苦手な方でもやりやすいかもしれません。
ですが「間取り自由設計」は2017年12月31日で閉鎖しており、その代わりに「住宅間取り設計」というソフトが新しく公開されています。
平面図と立体図の両方で作成することができ、実際に建てた時の様子が分かりやすいかもしれません。
やっぱり悩んだらプロに相談するのが1番!
上記でご紹介したような間取りソフトを使えば、理想の間取りを簡単に作ることができます。
しかし家づくり初心者が良い間取りを作るためには、相当な勉強が必要です。
例えば、電気関係の都合上個室につけれるコンセントや照明が限られてきたり、キッチンの向きが理想とは逆になってしまうなど。
見た目はプロのような間取りでも、実際にプロが考えるのとではやはり差が出てきます。その際はハウスメーカーや工務店に依頼することも大事だということをよく覚えておいててください。
実は間取りの失敗の裏側には、ハウスメーカー選びで失敗したという声が多いようです。
というのも、基本的にハウスメーカーが提案する間取りは無料です。
1つの間取り図を完成させるには最低でも2時間くらいはかかるようですが、これはハウスメーカーの営業マンが書いているので間取り図に関してお金を請求することはありません。
その図面で家を建ててしまえば基本設計料は建築費に含まれるため、間取り作成時に料金は発生しません。
しかし、契約後にキャンセルしてしまうと実質損害金として設計料どを請求されることもあります。
ハウスメーカーによって様々ですので、よく調べてから間取り図作成をお願いしましょう。
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↑希望の条件で間取り案が欲しい方必見
まとめ
いかがだったでしょうか。
一旦決まって建てた後はなかなか変更のきかない間取りつくり。どうせなら無料の間取りソフトを使って楽しくしっかり練り上げましょう。
まだ新築を考えてない方でも無料で気軽に楽しめるものですので、ぜひ試して見てください。
もう建設をお考えの方は、間取りツールとハウスメーカーへの依頼もしっかり考慮し、理想の家づくりを目指して下さいね。