出典:アイダ設計か?
有名なのは少し昔になりますが、美川憲一さんが出演していたCM、「555万円の家」でおなじみの間設計。
とにかくローコストで家を建てることができるハウスメーカーでに知られています。
今回はそんなコスパ最強アイダ設計の間取りについて詳しく紹介!
・低コストハウスメーカーの間取りプランはどのような感じなのか!?
についてたっぷりとお話していきたいと思います!
アイダ設計の間取りを一挙紹介!
そんな低価格を実施しているアイダ設計ですが、実際の家はどんなものなのでしょう。色んなタイプの間取りを集めてみました。
完全分離型・オール電化の二世帯エコハウス
出典:アイダ設計
こちらは実家を改築しオール電化の二世帯住宅にしたエコハウスなお宅。
二世帯住宅はお互い気を使ってしまいそうですが、こちらのお宅は玄関も完全に分けているためプライバシーも守れて安心。
1階の親世帯はLDKに洋室・畳敷きの洋室それぞれ8帖でゆったりとしています。キッチン奥に浴室・洗面など水回りがまとめられており。家事効率もしっかり考えられていますね。
子世帯は玄関を抜けLDKと浴室・洗面などは1階にし、その分2階の個室を広くとっています。2階は洋室11帖・洋室6帖が2つ、8帖が1つとかなり広々としており、お子様が複数いても1人ずつに個室を与えられるだけでなく、書斎などのスペースも確保できそうです。
39坪、収納・水回りにゆとりを持ったエコハウス
出典:アイダ設計
こちらは延床面積130.42㎡、39坪2階建て4LDKのお宅。
1階の玄関を抜けると浴室・洗面などの水回り。1階のトイレは来客のことも考え洗面台もつけ広くしたそうで、お客様からも好評のよう。
LDKは22帖と広々としており、奥には和室も完備。和室は来客用としてだけでなく、奥様が料理など家事をこなしている間お子様を遊ばせて置くスペースとしてもフル活用できそうです。
2階は主寝室の洋室9帖に7.5帖の洋室が2つ。その上3帖もある納戸も完備しており収納もバッチリです。
888万円の家間取り
出典:アイダ設計
こちらは「555万円の家」をグレードアップさせた「888万円の家」の間取り図。ブラーボスタンダード平屋プランです。
平屋なので階段での移動もなく家事も最短距離で済みます。
LDKは10.75帖と広々としており、その他は洋室5.25帖のシンプルなプラン。
浴室などの水回りもまとまっており、ご夫婦で暮らすのにはちょうど良い広さです。
再確認しよう!超コスパ最強で知られるアイダ設計の特徴は?
アイダ設計と他のローコストメーカーとの違いは、規模の大きさと実績の豊富さです。
アイダ設計はローコストメーカーの中でも規模が大きく、歴史が30年と長いのが特徴です。実績も豊富で提案力もあるため、新しいハウスメーカーよりも安心感があります。
ローコストが可能な理由は、自社で持つプレカット工場。より高い品質を実現するため、自社で直接木材を仕入れて検査をクリアした部材だけを採用。自社製品に特化した資材を作ることで、他の業者に依頼する中間マージンがなくなり、施工精度と作業時間の削減に繋がっているようです。
また仕入れに関してもローコストを実現すべく、人気のシステムキッチンやユニットバスなど最新設備を一括で大量仕入れしています。これにより大幅にコストを削減し、施工主のニーズに合ったより良い設備を安く提供しています。
また耐震には古くから研究を重ねてきており「独立行政法人土木研究所」協力のもとで実施した耐震実験では、日本の震度制度最高ランク「震度7」相当の揺れにも耐えられる家であることが実証されました。
アイダ設計の○○○万円の家って?
アイダ設計では「555万円の家」や「777万円の家」など、非常に低価格で家を建てられるような商品がラインナップされています。
「555万円の家」というには但し書きがあり、一定の条件を満たした場合だけ実現可能な金額となっています。構造は木造で2階建ての物件に限ります。床面積は15.25坪。それ以外の住宅になる場合、金額は変わっていまいます。
さらにこの555万円というのは建物の本体価格のみの金額です。本体以外の部分については別に費用がかかることになります。また標準仕様からはずれた場合もその分お金がかかります。
せっかくのマイホームですから、人それぞれこだわりたい部分はあるものです。間取りや内装、設備に変更を加えていると、あっという間に予算を超えてしまったということも少なくありません。
たとえ家の本体価格が500万円強で収まったとしても、付帯工事費を含めて考えると、トータルではざっと1,000万円以上必要になると考えておいて良いでしょう。
とはいえ、建物以外の部分ににお金がかかるのはどこのメーカーでも同じです。本体工事費が安いに越したことはありません。
アイダ設計の口コミ・評判は?
そんなローコストなアイダ設計の評判はどうなのでしょうか?良いクチコミ、悪いクチコミ両方を集めてみました。
私は家のデザインにそこまでこだわりがなく、一般的な家が建てられたらいいなと思っていました。設備も生活に困らない程度に整っていればよかったので、はじめから標準のものを提示してもらえたのが楽で良かったです。
自然災害などもしものこともあるので、先々のことを考えるとアフターケアが35年保証なのは嬉しいです。ただ5年ごとにある有償のメンテナンスを継続し続けなければいけないというのがネックです。安心して暮らすためには仕方ないと半ばあきらめています。
ローコストメーカーと比べても安いと思うくらいの価格でマイホームを建てることができました。住み心地はよく問題はありません。ただこだわりがある人には向いてない気がします。安いから悪いというわけではないですが、価格なりのものだと考えていれば後悔せずに済むと思います。
まとめると
アイダ設計のアフターサービスについてはあまり良くないという意見もあります。メンテナンスなどの対応も鈍く、なかなか対応してもらえなかった、態度が悪かった、という評判もあります。
ハウスメーカーの場合、施主とのやり取りはメーカーが行うものの現場で作業するのは地元の工務店と分かれているため、自分ではどんな職人が工事を担うのか選ぶことができません。
職人の質がメーカーの質が直結しないため「職人の当たり外れが激しい」という印象を受けることが少なくありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「555万円の家」などのCMのイメージからローコストな印象が強かったアイダ設計ですが、ローコストな以外にも耐震対策に力を入れていたり、日本の震度制度最高ランク「震度7」相当の揺れにも耐えられる家だということも実証済みなのです。また35年という長期アフターケアなど様々な魅力がありました。
もし「ローコストはすぐ壊れてしまいそうで不安」とお考えの方は、今一度アイダ設計もハウスメーカー候補にいれてみてはいかがでしょうか。
この記事を参考に、素敵な家づくりを目指してくださいね。