出典:積水ハウス
家を建てるとなったら、価格や土地も大事ですが「間取り」を考えることが1番大事ではないでしょうか?
長く過ごしていく中でしっかりチェックしておきたい部分です。
そこで今回は、確かな開発力と技術力で名実共に業界No.1のブランド力で他社を圧倒している積水ハウスの間取りに密着!
皆んも1度は耳にしたことがあるだろう積水ハウスは、積水化学工業の住宅部門から独立してできた40年以上の実績を誇る老舗ハウスメーカーです。
・積水ハウスで家を建てるとどのような間取りプランがあるのか
について、たっぷりと紹介していきます!
積水ハウスの間取りプラン&実例を一挙ご紹介!
平屋の季(とき)
出典:積水ハウス
こちらは33.7坪の平屋プラン。
大きな切妻屋根が特徴的ですね。屋根の傾斜を大きくすることで軒下も有効活用できます。
北側の玄関から入ると広い土間になっており、庭のお手入れ道具なども室内に入れることなく収納でき便利ですね。土間の先には和室があり、急な来客にもすぐ対応できます。
洗面・トイレも和室を出て左手にあり、リビングを通ることなくお通しできますね。しかもこのサニタリーはウッドデッキと直結しているので洗濯物を干すのも最短距離。家事動線もよく考えられています。
リビングに入ると対面式の使い勝手の良いキッチンのそばにゆったりとしたリビング。コーナーに大きく開かれ、庭と一体になっているので、深い軒下のテラスでもひと続きのリビングのように使うことができます。
夫婦2人の寝室の横にはウォークインクローゼットもあり、収納力も問題なしです。
美しさと重厚さが融合したモダンな平屋
出典:積水ハウス
こちらは32.68坪の平屋プラン。
外観はシャープな片流れの屋根とダインコンクリートの外壁でモダンさと重厚さが融合した平屋。
南側の明るい玄関を抜けるとすぐそこにリビング。少し珍しい設計ですが、玄関と直結していることで応接室としても活用できそうです。
プライベートなものをあまり見せないスタイリッシュな収納が求められますね。
キッチンからダイニング、リビングと仕切りは設けずゆるくつながる設計になっており、見た目にも開放感がありながらきちんとしきられた使い方もできるプラン。
LDKの他には奥に和室があり、キッチンで料理をしている間お子さんを遊ばせるスペースとしても活用できますし、団塊の世代のご夫婦ならお孫さん達が帰省時に泊まる部屋としても活用できそうです。
寝室は玄関側の奥になっており、LDKから少し離れた場所にすることで安心感がでますね。トイレも寝室横に設置し、ウォークインクローゼットも完備。
さらにロフト収納もついているので大型の季節家電などもここに収納できますし、書斎や読書などの籠もり部屋としても活用できます。
鉄骨3.4階建て~家事動線に配慮しながらも遊び心にあふれた住まい~
出典:積水ハウス
こちらは鉄骨3.4階建ての遊び心のあるお住まい。山登り、マウンテンバイク、写真などご主人を中心に家族全員が多趣味とのこと。読書好きのため、本も多数お持ちです。
そんなご家族のためマウンテンバイクを外から押して入れるように自転車工房をプラン。
玄関は「宇宙船に乗り込む」イメージで曲面を活かした設計。奥に見えるのが自転車工房になっています。
キッチン横の青い小屋の中は勉強スペースになっていたり、穴ぐらのような書斎があったりと、他の実例ではあまり見ないようなこだわりが詰まった、まさに遊び心満載のお宅。
さらにキッチンの隣に勉強部屋を設ける、洗濯動線を2階で完結させる、3階を家族のためのフリースペースにと家事・子育て・趣味に配慮した工夫をバランスよく盛り込んでいます。
歳月を超える和の趣~2階建て純和風住宅~
出典:積水ハウス
こちらは純和風の大きな庭が素敵な2階建てのお宅。施工主様の希望で、家のどこからでも庭を眺められるよう、ふたつの中庭と家の周りを巡る計3つの庭をつくり、土間と渡り廊下も合わせて構成されています。
1階は大きな応接室にもなるリビングと和室、寝室、DKと中庭を2つ造ってもかなり広々とした造りになっています。
ご夫婦でお住まいのようですが、お子様家族が来るときのためでしょうか、2階にも個室が2つにLDKを設置されています。
玄関からもリビングからも浴室からも、家じゅうどこにいても自宅の庭をゆっくり眺めることができる素敵なお宅ですね。
那須の別荘~温泉地ならではの癒しの平屋~
こちらは敷地面積1754㎡、述べ床面積271.50㎡の温泉地に佇む平屋のお宅。
2.5寸の高すぎず低すぎずちょうど良い勾配の屋根のおかげで開放感のあるリビングになっており、リビングを出ると屋根の深い軒がちょっとしたテラススペースのようになっています。お風呂上りにこんな場所で風に当たりながら休憩なんて最高の演出ですね。
北側にはゲストルームを2つ設けており、温泉地ならではの源泉かけ流しの温泉をゆっくり満喫することができます。
露天風呂へや浴室から自然に出られるようになっており、建物で自然に周りを囲っているのでプライバシーもしっかり確保出来ます。
大手ハウスメーカー積水ハウスの特徴を再確認!
出典:積水ハウス
積水ハウスと言えば、鉄骨構法住宅が得意なハウスメーカー。同社がリリースしている鉄骨構法住宅の最高峰が「ISシリーズ」です。「ISシリーズ」が用意している商品ラインナップに共通する特徴は2つ。
1つめが「ユニバーサルフレーム・システム工法」というもので、1階から2階を貫く柱がないことから、上下の階それぞれ自由に間取りを設計できるという工法です
2つめが、ダインコンクリート。これは積水ハウス独自の外壁素材になっており、一般的な鉄骨構法住宅に使用される外壁に比べ、強度・耐火性ともに非常に高い素材となっています。
バツグンのブランド力を持ち、高額商品も多い積水ハウスの評判は「積水ハウス=高い」というイメージが強いのですが、意外とローコスト住宅も豊富なのです。
低価格帯からハイクラス商品までライフスタイルや予算に応じて幅広い選択肢からセレクトできる点は、大手ならではの魅力と言えます。
積水ハウスの注文住宅の価格っていくら?
他のハウスメーカーと同様、積水ハウスでも商品のレベルによって坪単価は大きく異なります。安いところでは50万円程度、高いところでは80万円程度が積水ハウスの坪単価相場のようです。
ちなみに、実際に積水ハウスで注文住宅を建てた方々の平均坪単価は73.0万円。45坪の注文住宅を建てる場合、3,000万円弱が費用の目安ということになります。
大手ハウスメーカーであり、かつ高品質な住宅を提供することで知られる積水ハウスなので、一般的には「高い」メーカーと思われがち。
実際、各種のオプション等を加算すると、平均坪単価73.0万円とはならないでしょう。高品質な家を相応の価格で購入したいという方には適したメーカーと思われます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
誰もが一度はきいたことのあるほど知名度のある積水ハウス。高いイメージをお持ちの方も多くいらっしゃったと思いますが、この記事で高いだけではなくローコストな住宅などバリエーションもあり、なおかつ高品質な一面を見て頂けたと思います。
これからマイホームを建てたいと思っていらっしゃる方は、高いイメージだけで敬遠せず、ぜひ積水ハウスも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
家族みんなが納得のいく、素敵な家づくりをめざしていってくださいね。