ゆったりとした雰囲気を醸し出す平屋の家。広い土地に建っているイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
しかし、平屋は家を建てる中でも価格が高いことでも知られていますよね!?その価格は坪数によってももちろん変わってきます。
そこで今回は、そんな坪数についてご紹介!
40坪の価格
40坪を300万で建てることができるのか
おすすめの間取り
など、どのような間取りで生活することができるのか、具体的にみていきましょう。
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平屋の間取りを40坪で考える!価格はどれくらい?
まず、40坪の平屋を建てた場合、どのぐらいの広さのものができるのでしょうか。
建築面積(建坪)が40坪の平屋を建てたい場合には、土地の広さは80坪必要です。建物の40坪という広さから、玄関、トイレ・洗面・風呂に最低限必要な面積として3坪を引くと、残りの面積は37坪となります。畳数にして74畳もの広さがLDKと部屋に充てられる計算になります。仮に、広々と30畳のLDKを作ったとしても、残り44畳分の広さを個室に充てることが可能です。
こうした40坪の平屋を建てる場合、設備などの仕様によって大きく変化しますが、価格の相場は、2000万円台後半から3000万円前半となります。
ちょっと気になる!40坪の平屋を3000万円で建てることは可能?
特に特殊な設備や仕様を採用しない限り、3000万円で40坪の平屋を建てることは可能です。
では、どのようなものを採用すると、価格に大きく影響するのでしょうか。特に、キッチン・お風呂などの住設機器は、価格を大きく左右します。一般的なグレードのものと、ハイグレードのものを比較してみると、数百万円もの価格差が生じます。住設機器ショールームなどで実際にハイグレードのキッチンなどを見てしまうと、ビルトインオーブンや多機能付きガスコンロなど、今まで必要と考えていなかったものまで欲しくなってしまいます。まずは、必要最低限のものをしっかりと見極めたうえで選択しましょう。
次に、住宅用サッシについても、仕様によって大きな価格差が生じます。
現在の新築住宅では、ほとんどがペアガラスを採用していますが、このペアガラスにも、様々な種類があります。例えば、Low-Eガラスという断熱性に優れたガラスを使用していたり、2枚のガラスの間にアルゴンガスを充填させることで、断熱性を高めたものもあります。ペアガラス以上の断熱性能を持つトリプルガラスもあります。
ガラスだけでなく、サッシ(枠)についても、様々な種類があります。従来のサッシというと、アルミサッシであることがほとんどでした。しかし最近では、室外側はアルミのままで、室内側に断熱性に優れた樹脂を採用したものや、すべてを樹脂にしたものまであります。樹脂は、アルミに比べて熱を伝えにくいため、結露防止などの効果があります。
また、断熱材についても様々なグレードがあります。断熱材は、種類によって施工方法も変化します。また、床材もグレードによって価格が大きく変わります。無垢材を使用したもの、床暖房に対応する為に無垢の単板と合板を重ね合わせたもの、木目を印刷したものなど、様々です。
こうした仕様の選定は、優先順位を付けたうえで、予算と比較しながら取捨選択していきましょう。
平屋40坪のおしゃれな間取りをご紹介!
平屋40坪2ldkの間取り
車いすでも楽々と移動ができるバリアフリー設計の平屋住宅です。アプローチにはスロープを設け、玄関周りはゆとりのある広さに設計されています。住宅内部は、行き止まりのないよう間取りが考えられており、車いすでの移動を楽にしています。広々としたLDKは、開放感があります。白を基調としたインテリアとなっており、清潔感あふれるさわやかな平屋住宅です。
平屋40坪3ldkの間取り
広々としたLDKのある平屋住宅です。LDK部分には、畳スペースが設けられており、客間として利用したり、小さいお子さんの遊び場として使用することができそうです。和とリゾートが融合したインテリアとなっており、ゆったりと落ち着いた雰囲気を出しています。
平屋40坪4ldkの間取り
一部小屋裏収納を設けた4LDKの平屋住宅です。各部屋にあるクローゼットに加えて、大容量のシューズクローク、ファミリーコンテナ、小屋裏収納など、しっかりと収納を設けています。急な来客時に、客間としても利用できる和室をリビング横に設けています。
平屋40坪南玄関の間取り
南に玄関があり、ホールにゆとりを持たせた間取りです。リビングに併設された畳コーナーは間仕切りを利用することで1つの部屋として利用することもできます。
平屋40坪北玄関の間取り
北に玄関を配置することで、日の当たる南面に居室を置くことができます。採光の取りにくい北側には水回りを集中させ、朝日が入るよう居室を南東に配置しています。広々としたLDKは南側に面しているため、明るく開放的な空間になります。
平屋40坪東玄関の間取り
ご主人が利用する書斎のある平屋住宅です。子供室は将来独立したときなど、家族構成の変化に対応できるよう可動式の間仕切りを採用しています。キッチンには、大きな食品庫を設け、たくさんの食料品をストックできます。広々としたリビング・ダイニングを家の中心の設けることで、家族のコミュニケーションも取りやすくなります。
平屋40坪西玄関の間取り
西側に住宅の入り口、南側には併設したカフェの入り口を設けた平屋住宅です。夫婦2人での生活をより豊かにしようという思いの詰まった間取りです。室内は落ち着いたインテリアで、リビングは、和室と庭につながっています。
平屋40坪中庭のある間取り
中庭のある平屋住宅です。ダイニング・キッチンと、各個室が中庭に面しており、互いの存在を感じつつ良い距離感をもった生活ができます。中庭に植えられた植栽が、家を彩ります。
まとめ
いかがでしたか。40坪の平屋住宅は、広すぎず狭すぎない、ゆったりとした住宅になります。
ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。