夢のマイホーム。憧れですよね。だけど広い土地はないし予算も抑えたい!
そもそもうちの家族構成だとどのくらいの広さが良いのかよく分からない!
そんなあなたに、今回は平均的な坪数の20~25坪の家についてご紹介します。
・何人家族がちょうど良いのか
・費用はどのくらいなのか
詳しくご紹介いたします。
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20坪~25坪って狭い?何人くらいの規模住宅?
国が定めた目標値「住居水準」というのをご存知でしょうか。
住居水準とは
戸建住宅には
・「最低でもこの広さは必要」という面積(=最低居住水準)
・「これくらいの広さがあったらいいな」という面積(=誘導居住水準)
の2つがあります。
理想の面積(=誘導居住水準)は、3人家族なら約30坪(3~5歳児が1名入る場合は約26坪)、4人家族なら約38坪(3~5歳児が1名入る場合は約34坪)となっています。
そうすると20~25坪ってかなり狭い!?と考えてしまうかもしれませんが、平屋と2階建てでも広さはかなり違ってきます。
25坪はだいたい50帖、約82.8㎡くらいになります。
ゆとりのある2LDKや少しコンパクトな3LDKといった間取りが多くなるでしょう。
家族構成は3人~4人くらいのサイズと言えそうです。
20坪~25坪の家にかかる費用はいくらくらい?
その20~25坪の家を建てるのにかかる費用ですが、リフォームする場合や新築を建てる場合によって費用は変わってきます。
また建てる土地でも価格は変動しますので一概には言えませんが、相場だと1,500万円~2,500万円前後のようです。
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20坪から25坪の間取り!夢のような空間13選!
それでは実際に20~25坪の家の間取りを見てみましょう。
平屋建てから2階、3階、二世帯住宅まで様々なケースをご紹介します。
駐車場のある間取り
出典:都市工房
こちらは駐車場だけでなくミニガーデンもある2階建ての間取り。
1階は玄関を抜けると13帖の開放感のあるリビング。
キッチンに隣接したドアから洗面・浴室・トイレへの動線をコンパクトにまとめています。
リビングから続く4.5帖の和室は趣味の部屋としても最適ですが、来客用としても扉を仕切れば泊まる部屋としても活用できます。
2階は洋室3室を独立した個室にしています。子供部屋としてはもちろんのこと、成長しても使用し続けられるよう十分な収納スペースも確保しています。
2階にもトイレを設置し、各部屋をつなぐ廊下もゆとりあるスペースとなっています。
吹き抜けのある間取り
出典:創建
吹き抜けとは「下の階の天井と上の階の床を設置せずにつなげることでできる空間」のことを指します。
リビングに吹き抜けを設ける場合、リビングに日の光を届けることができるため、昼間は電気照明に頼らなくても良いというメリットだけでなく、見た目も開放感があり、2階にいる家族の声も届きやすく家族を身近に感じられるメリットもあります。
こちらは広々としたリビングの上部を吹きぬけにし、2階はカウンター式のスタディルームを設置。子供達がそこで勉強をしていても1階のお母さんの声がすぐ届きます。
1階は和室の他LDKと浴室などの水周り。2階には子供部屋が2つに主寝室。
各部屋の収納スペース以外にもウォークインクローゼットもあり、収納スペースもバッチリです。
南玄関の間取り
出典:都市工房
こちらは1階12坪、2階11坪の住宅。
南側の玄関の土間からは和室を通り室内に入るようになっており、和室はダイニングとしても利用できます。
2階は主寝室と4.5帖の洋室が2つ。プライベートルームと家族の生活スペースを1階と2階でキレイに分けているのでとてもシンプルですね。
北玄関の間取り
出典:COZY
こちらは25坪の2階建て間取りプラン。
北玄関と聞くと日の光が入りにくいといったマイナスなイメージを持たれがちですが、その分日のあたる南側に家族が集まるリビングなどを広々と取ることが出来るのです。
こちらの間取りも南側にリビングを広くとり、北側に浴室トイレなどを設置。
2階は5.2帖の個室が2つと8帖の主寝室。お子様の部屋としても活用でき、ウォークインクローゼットも完備。25坪でもスッキリとした空間で過ごせますね。
西玄関の間取り
出典:ヘーベルハウス
こちらは夫婦+お子様2人で住むお宅。新築ではなく、建て替えの2階建て+ロフトになっています。
用途改正で建蔽率が下がり、前の家よりも小さくなることになったため、室内との段差をなくした中庭をLDKと一体の空間となるよう設け、実際の面積以上の広がり感を実現。
1階は広いLDKと中庭。2階は2つの洋室に書斎を設け、プライベートも確保されています。
東玄関の間取り
出典:ミサワホーム
こちらは東向きの玄関の間取り例。
1階に寝室と浴室トイレ、2階にリビングやキッチンと寝室を分けてつくっています。
2階リビングの一番のメリットは、日当たりが良いために明るく風通しが良好で空が広く見えることです。
2階リビングであれば、道路側にバルコニーを設けることで外からの視線はかなりカットできるため、プライバシーを確保しやすいのもメリットですね。
ロフトのある間取り
出典:都市工房
こちらは、夫婦と子ども2人の4人家族を想定した間取りのよう。
1階は主寝室と子供部屋が2つ。1階の洋室は家族のライフスタイルに合わせて空間をデザインできる変更可能な間取りになっています。
2階はリビングダイニングにキッチン、浴室など家族の生活スペース。その上ロフトまであるので、趣味の部屋にするもよし季節ものの収納スペースとしても大活躍しますね。
3階建ての間取り
出典:都市工房
こちらは2階にリビングを設置した3階建ての間取りプラン。
1階は主寝室と浴室というシンプルな間取り。寝室は睡眠時以外はあまり過ごすことがないので、むしろ明るくない方が良いという方も多く、あえてあまり採光の取れない1階をあえて寝室にする間取りが増えているようです。
2階は13.7帖のLDKにトイレのみという贅沢な使い方。
3階の子供部屋からは必ずリビングを通って家の外に出るので、自然と家族が顔を合わせる動線になっています。
3階は4.5帖の子供部屋が2つ。大きめクローゼットもついて収納力もバツグンです。
平屋の間取り
出典:ジャストホーム
こちらはプチカントリー風の2LDKの平屋。主寝室の洋室と和室にリビングダイニングで構成されたプランです。
子育て世代に向け、キッチンから子供を見守れるよう設計されていますね。
また小さいうちは和室で一緒に寝て、大きくなったら部屋として活用できるよう工夫されています。
2階建ての間取り
出典:山井建設
こちらは20坪以下の狭小地をフル活用した間取りプランです。
1階は14.9帖のLDKに7帖の和室。トイレや浴室などの共有スペースを中心に設け、2階は4つの洋室にウォークインクローゼット。1人1部屋でご家族それぞれの時間を過ごせるようになっています。
戸建ての間取り
出典:都市工房
こちらはシニア夫婦人暮らしを想定したコンパクトかつ機能的な間取り。
玄関を中央に置き、リビングへも個室へも最短で行けるように設計されています。
浴室からつながるバスコートは坪庭のように使うこともでき、2つの寝室のどちらからでも共有できる広めのウォークインクローゼットなど、日々の生活を少し楽に楽しくする工夫が施されています。
平屋なので階段の上り下りをするわずらわしさがなく、水回りを集中した導線で家事も効率的に行うことができますね。
寝室は2部屋に分けてプライベートな空間を確保しつつ、LDKは夫婦2人でくつろげる憩いの和室スペースもあるのが嬉しいですね。
3LDKの間取り
出典:ミサワホーム
こちらは25坪の3LDK。
8帖と6帖の洋室と6帖の和室、16帖の広々リビングダイニング。
リビング横にはウッドデッキも設置しています。
25坪でもこれだけのスペースがあれば、夫婦+子供2人でも十分快適に過ごせそうです。
二世帯住宅の間取り
出典:都市工房
こちらは建坪20坪の狭小地と思えない広々とした二世帯住宅。玄関は共有ですが、1階と2階で親世帯・子世帯の生活スペースを分けています。
1階の親世帯のスペースは、玄関を抜けると広々としたリビングダイニング。
キッチンや浴室・トイレなど水周りを一箇所にあつめ、家事効率も上がりそうですね。寝室も収納力バツグンです。
2階の子世帯のスペースは、階段を上がるとコンパクトなダイニング。
ダイニングには、忙しいご家族にとって効率的なカウンターテーブルになっており、お好みでダイニングテーブルをセンターに配置することも可能なようです。
ダイニングをコンパクトにした分、個室を3部屋にし、お子様2人でもそれぞれ子供部屋として使えます。
また2階のキッチンや浴室などの水周りは1階の寝室などの真上にこないよう設計されており、騒音トラブルにならないよう配慮されています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
20~25坪でも、様々な家族構成や間取りプランがありましたね。
広い土地がなくても2階や3階にすることでカバーされますし、お子様がいても十分広さを確保することは可能です。
ぜひ上記の間取りを参考にし、素敵な家づくりを目指してくださいね。