大和ハウスといえば、数あるハウスメーカーの中でもトップクラスの知名度ですよね。
注文住宅・分譲住宅、鉄骨・木造住宅を中心に、マンション・アパート・リゾートホテル・ビジネスホテル・ゴルフ場など幅広く事業を展開する企業です。
CMでは「天井が高いっていいね」と竹之内豊さんが出演しており、少し前は「ダイワマン」というキャラクターが有名でした。
そんな大手ハウスメーカー大和ハウスについての間取り・価格など詳しくご紹介します。
【暮らしやすい家】大和ハウスの間取りプランを厳選紹介!
上質さと家事効率を叶えた大開口の家
出典:ダイワハウス
旦那様・奥様・お子様の家族3人で暮らす、延床面積41.92坪のxevoΣの平屋。
まず目を引くのが大きな庭とそれに美しく繋がる外観。庭に沿うように作られた大開口の窓が、家と庭を一つの空間につなげてくれています。屋根には太陽光発電システムを搭載しているところも魅力的です。
中はキッチン・リビング・和室までを壁で仕切らず段差をつけることで一つの空間にし開放感を演出。料理をしながらでもリビングで寛ぐ家族と会話したり、遊んでる子供を見守ることが出来て安心です。
また洗濯スペースには収納だけでなくアイロンスペースもあり、キッチンを中心に水周りが固まっていることで家事の効率を上げてくれます。
人も猫も楽しい、壁一面がキャットウォークの家
出典:大和ハウス
こちらは延床面積29.93坪、ご夫婦2人と2匹の猫とで暮らす2階建住宅。こちらのお宅もxevoΣで建てられています。
高台の立地を活かして見晴らしのいい2階にLDKを設け、2匹の猫と快適に暮らせる工夫を凝らしたお住まいを実現。リビングに造り付けたキャットウォークの壁がシンボルになっており、猫たちは棚板を自由に移動し、木箱型の寝床で休んだり、高い窓から外の景色を眺めて楽しそう。
外観は古木調の梁がわたる勾配天井やレンガタイル壁がパッと目を引く印象。
玄関アプローチには猫の足跡を黒石で描いて埋め込み、愛猫家のお住まいを表すアイコンに。かわいい肉球のデザインに心が和みます。
間取りは1階に主寝室・書斎やウォークインクローゼットなどのプライベート空間。カウンタータイプの収納に加えて天井までの大容量なシューズクローゼットも設けた玄関ホールが目を引きます。
正面に見える階段下の空間は、壁に換気扇を設置して猫のトイレスペースになっており、来客時にはロールスクリーンで目隠しもできるそう。
書斎スペースはL字にカウンターデスクを造り付け、窓側のカウンター下を収納棚にすることで空間を最大限活かしたくつろぎの空間になっています。
2階は広々としたリビングダイニング。隣にはタタミコーナーを設置しています。古木調の梁がわたる勾配天井やレンガタイル張りのアクセント壁で南欧の古民家のような温もりある雰囲気を醸し出したリビング。構造材を化粧した梁の上も、猫が歩けるキャットウォークになっています。
タタミコーナーを小上がりにすることで下部を引き出し収納に活用し、リビング内のものを収納できるのでいつもスッキリと空間を保てますね。
ヴィンテージウッド柄のキッチン腰壁がホワイトオークのフローリングと調和して、カフェのような雰囲気を醸していますね。
光と風の平屋
出典:大和ハウス
延床面積33.22坪の個性的ながらも落ち着いた雰囲気のある平屋。2つの家がくっついたような個性的な外観。この外観のおかげで、天井に高低差が生まれ空間にメリハリをつけています。
玄関を入るとクロークまで長く伸びる土間になっており収納も抜群。玄関近くには手洗い場も設置しているのでお出かけ前や帰ってきて手を洗うといった導線も確保されています。
またキッチン・浴室・手洗い場などの水周りもかたまっており、家事導線もスムーズ。
玄関や和室、中庭など様々な場所につくられた窓からは日中から夕方まで光と風が抜け快適な生活をサポート。光の入る時間によって様々な表情をみせてくれそうです。
デッドスペースを有効活用した都市部の家
出典:大和ハウス
こちらは、延床面積32.24坪、斜線制限などの法規制をクリアしながら限られた敷地を活用し、老朽化した家を建て替えた3階建てのお宅。間取りや動線、プランの収まりなどに徹底的にこだわり、念願のエレベーター付きの3階建て住宅が完成しました。
まず1階は玄関を入るとトイレ・浴室・洗面などの水回り。階段横にはエレベーターがあります。玄関には壁一面のシューズクローゼットを設置。階段下や玄関奥にも大容量の収納を設けました。食料品などの重い物はエレベーターで運べるため不便を感じないそうです。
玄関から廊下を抜け、一番奥に主寝室を配置。食事などを終えたらお風呂の後、そのまま寝室に直行できますね。風通しが良いため夏でもそれほど暑く感じずに気持ち良く過ごせるそうです。
2階はリビングダイニングを広くとり、キッチンの奥に洋室を配置。
3階の洋室は特殊な「への字梁」を使い広いスペースを確保。造作の本棚には大好きな本がずらりと並んでいます。その上部にあえてスペースを設けることで、小物などが飾れるように配慮して設計されています。
また椅子に座って作業をする際、背面全体が収納だと圧迫感があるため壁を45センチずらすことで圧迫感を取り除いています。
1階から3階まで床の色を統一したことや明るい色のクロスの採用などで狭さを感じにくくしていたり、壁をセットバックして設置した2階リビングのエアコンや収納内を照らすダウンライトなど、都市部の狭小地でありながら敷地を最大限活かしたお宅ですね。
大和ハウスで展開しているお家シリーズを一挙紹介!
出典:大和ハウス
大和ハウスの商品ラインナップは多岐にわたりますが、「xevoシリーズ」が主力商品となっています。
平屋は鉄骨と木造の2種類あり
・鉄骨がxevoΣ(ジーヴォシグマ)
・木造がxevoGranwood(ジーヴォグランウッド)
という名前で売り出されています。木造は名前に「GranWood(グランウッド)」がつく形で区別されているようです。
大和ハウスの外張り断熱工法での住宅シリーズの総称がXevoと呼ばれ、v~Σに至るまで細かくクラス分けがされています。Σはその中でも最高級クラスとなっています。
まず「xevoE」というのがxevoの標準仕様。ダイワハウス独自の「外張り断熱通気外壁」の技術と外壁の塗装面の上に紫外線に強いコーティングを施したXEコートをウリにしています。色褪せや劣化を軽減し、美しさを長く保つだけでなく、太陽光発電でエネルギーコストを低減できます。
比較的購入しやすい価格帯であるのが「xevoV」になります。特徴は規格住宅になっており、希望の間取りがあれば35坪程度で建物本体価格は2,000万円、外構工事費などを含めて2,500万~2,600万円です。
次に「xevoΣ」。こちらはxevoのハイクラスモデル。独自のテクノロジーが実現するかつてない「強さ」と「広さ」を実現し、最大で約2倍の強度となった耐力壁によって、天井高は最高2m72cm、リビングの開口部は最大7m10cmという今までにない大空間・大開口を実現しました。
また地震のときに繰り返し起こる余震に対応したエネルギー吸収型耐久壁の「ディーネクスト」を標準搭載。大きなゆれに耐えるのはもちろん、エネルギーをすばやく吸収して、建物の揺れを早く収束させる特徴があります。
大和ハウスで家を建てるのに必要な費用は?
建築価格は坪単価80万くらいが相場となっており、実はハウスメーカーの方では少し高くなります。単純計算で40坪の家を建てる場合、2,000万円~3,200万円というところでしょうか。
大和ハウスHP内で紹介されている実例集では、30~40坪台で坪単価60万~100万のようです。これはxevoの断熱材が他の製品よりクオリティが高く、夏は涼しく冬は暖かいを実現できる素材だからです。
大和ハウスの実際の評判もチェック!
誠意あふれる仕事ぶりに感激。よい買い物をしました!
営業の方、設計の方、インテリアコーディネーターなどスタッフのみなさんが何度も何度も図面や提案を書き直しながら、私たちの求める家に仕上げていただきました。工事担当の方もまじめな方で、細かい注文にも真摯に対応していただき感謝しています。ちょっと高いけど耐用年数を考えればよい買い物をしたと思っています。
他社で建てた家の安っぽさを見てビックリ
冷暖房のききもよいし、クロスや建具もきちんと施工されていて、とても過ごしやすい家になりました。友人が頼んだ別メーカーはお値段がはるわりに外壁・内壁ともに安っぽいつくりで、正直その差にビックリ。アフターケアも頼めばすぐ来てくれますし、夫がつけた床の傷もきれいに直してくれました。外観や内装の種類は少ないかなと思いますが、おおむね満足しています。
アフターケアのまずささえなければ…
細かいところまでとことん話し合って、こだわりの家を建てることができました。しかし打ち合わせではミスが多く、打ち合わせのたびに「そこはそうじゃなくて」とこちらがいちいち訂正しなくてはならず、イライラすることも多々あり。また明らかな設計ミスからくるトラブルが入居後に判明しました。どう考えても大和ハウス側に原因があるのに、修理代を補償してくれませんでした。その他は結露などもなくとてもいい家です。
まとめ
「とにかくリビングは広くて開放的にしたい!」
「限られた敷地なので部屋を広くは取れないけど少しでも広く感じられるようにしたい!」
とお考えの方にはダイワハウスで天井高を上げる提案がぴったりかもしれませんね。