出典:ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームというハウスメーカーをご存じでしょうか。元サッカーの前園選手がCMをしている「床暖房システム」などで聞き覚えがあるのではないでしょうか。
元アイフルホームのスタッフによって設立されたユニバーサルホームは、業界きってのローコスト住宅メーカーとして知られています。
フランチャイズ制を導入し、全国各地で約120店舗を展開。ローコストメーカーの中では、低価格ながらグレード高めの設備を完備している住宅として知られる中堅メーカーです。
ユニバーサルホームの特徴として、必ずといって挙げられるのが独自の暖房システム「地熱床システム」。1階全体を温めるエコ床暖房もあり、地熱床システムとの相乗効果で光熱費を抑えることが可能です。
耐久性、耐火性、遮音性に優れた「高性能ALC外壁」を標準装備。ALCは外部からの衝撃や風雨に強く、高い耐久性で知られています。
ユニバーサルホームの間取り図を紹介!
平屋/ワンフロアが叶える新しい暮らし
こちらの平屋プランは、部屋空間をタテ方向に広げることで今までの平屋にゆとりをプラス。
間取りは玄関ホールを抜け、リビングダイニングと主寝室。寝室奥に浴室・洗面・トイレなどの水回りを集約しています。延べ床面積約30坪の一般的な平屋の広さですが、+αのゆとりのおかげで様々なカスタムが可能です。
スキップフロアパターン
出典:ユニバーサルホーム
まずは+α部分をスキップフロアにすることで、平屋でありながら二階建てのように縦の収納スペースが生まれます。
玄関からつながる土間空間にはアウトドア用品など大きなものを、リビング側からはストック品などを収納でき、リビングを広々と使えます。
また、このスキップフロアを子供部屋など居室空間として活用することもできます。
小上がり和室パターン
出典:ユニバーサルホーム
次に+α部分を小屋裏収納として使い、下は小上がりの畳コーナーに。
リビングからつながる小上がり畳コーナーは、小さなお子さまの遊び場やお昼寝にちょうど良いので家事の合間もお子様を見守れます。また来客時にはゲストルームにもなりますし、将来的に扉や壁で仕切れば、独立した子供部屋にも対応できます。
最後に+α部分はそのまま小屋裏収納に、その下をダウンフロアにしてリビングとして活用。リビングを少し下げて「くぼみ」をつくることで、適度に独立した空間となり、家族の気配を感じながらも自分の時間に浸ることができる、ホッとくつろぐ憩いの空間を演出します。
Kiduki(きづき)
kidukiはユニバーサルホーム20周年記念で誕生したブランドです。コンセプトは、ブランド名の通り「kiduki(気付き)」。
子どもがのびのび育つよう
・「想像力」を育てるkidukiウォール
・「興味」「行動」を育むkidukiステージ
・「片づける」「整理する」を身に付けるkidukiボックス
の3つを提案しています。
kidukiウォールは、子どもの創造力を育てる壁のこと。壁一面に本棚、黒板と子どもの気付きを生み出すアイテムを設置できます。
kidukiステージは、家族みんなで過ごせるスペース。吹き抜けのオープンスペースを造り、家族の会話はもちろん、工作、創作の場として使用できます。
kidukiボックスは、リビングに柔軟な使い方を提案するスペースです。リビングに多くのボックスを置けば収納が増え、スッキリすることでしょう。kidukiステージ同様に学び、創作の場としても使えます。住む人によってさまざまな使い方ができるスペースです。
モデルプラン
出典:ユニバーサルホーム
間取りをみてみると、まず玄関を入ると収納力たっぷりのシューズクローク。家族みんなが履くたくさんの靴だけでなく、ベビーカーや砂遊び道具、パパのゴルフセットまでしっかり収納できます。収納するものに合わせて棚の高さを変えられるのも嬉しいポイントですね。
ホールを抜けると広いリビングダイニング。キッチンカウンターやキッチンに横並びにしたダイニングテーブルも、配膳が楽になるだけでなく省スペースで広々としています。
忙しいママのため、アイロンがけなどの家事や日々の雑事を効率よくこなせる「ママコーナー」もすぐ隣に設置。家事だけでなくお化粧もここでできちゃいますね。
キッチン横の和室と並んでいるのがkidukiステージ。階段の踊り場を利用した多目的スペースになっていて、本棚を置けば読み聞かせをする場にも。オープンな吹き抜けによって家中が見渡せます。
そしてその下のスペースが踊り場の下を利用したKiduki ボックス。お子さまが小さい頃は遊び場として、後々は大きな収納にもなるスペースです。ちょっとした秘密基地のようでワクワクしますね。
2階に上がると主寝室に洋室が2つ。主寝室にはパパ用・ママ用とそれぞれのウォークインクローゼットがあり、階段の踊り場には大容量の壁面収納kidukiウォール。
随所に子供たちやパパ・ママのための嬉しいポイントが詰まった間取りです。
2階建て/無垢材の質とぬくもりを活かした「ムク・ヌク」
・無垢材の「ムク」
・地熱床暖房で温かい(ぬくい)の「ヌク」
から名づけられた無垢材と地熱床暖房に包まれた家がコンセプトのブランドです。
無垢材は調温・調質効果に優れた木材で、熱くてジメジメしがちな夏は湿気を吸収し、乾燥しがちな冬は湿度を一定に保つ効果があります。
新築当初は淡い色をしている無垢材ですが、年月が経つにつれて味わい深い色になっていくのも特徴の一つ。長い時間を過ごすことで、より愛着がわいてくる家になります。
また縁側やリビングの一角に、いろいろな過ごし方ができるおこもりスペース「ヌック」も配置。木の温もりが感じられるスペースで家族だんらんの時間を作れそうです。
モデルプラン
出典:ユニバーサルホーム
それではモデルプランの間取りをみてみましょう。
まず1階には玄関を抜けると広いシューズクローク。家族の靴やアウトドア用品もすべてしまえて、スッキリとした印象を保てます。
玄関を抜けた先にはトイレ・浴室・洗面と水回りを集約。
リビングダイニングは縦いっぱいに仕切りを設けず広々としています。ダイニングテーブルの横にはくつろぎのおこもりスペース「ヌック」。アーチ状の飾り壁で囲まれた空間でのんびり過ごせます。
2階はゆったりとした主寝室。こちらもアーチ状の飾り壁で収納スペースと寝室を分けており、ちょっとしたテーブルも。寝る前のスキンケアなどドレッサー代わりにもいいですね。
子供部屋は2つ。こちらは他のハウスメーカーでもよくある成長したら壁をつけるタイプですが、それぞれの収納スペースをはさむことで壁でしきらなくても独立した部屋になっている印象です。小さいうちはこんな感じでお互いの部屋が行き来できるのも安心ですね。
限られたスペースでも有効活用できる「シックス・プラス」
家の中全体にスキップフロアを設置して複数の階層を造ることで、暮らしにゆとりを生み出すブランドです。
1階、2階と大きく区別するのではなく、スキップフロアを多用しているのが特徴。6つの階層を生み出すことで、限られたスペースを有効活用しつつ、ゆとりを持った生活ができます。
モデルプラン
出典:ユニバーサルホーム
1層目は床下収納。泥などで汚れたスポーツ用品や園芸用品、自転車などもここに収納すれば汚れを玄関まで持ち込まなくて済みますね。
2層目は玄関とリビング、浴室・洗面などの水回りといったメインの生活スペースを配置。玄関のシューズクロークは床下収納が1層目になるので靴の収納がメインですね。
リビングからは格子窓で3層目の和室スペースとゆるくつながるように配慮されています。3層目に昼寝も可能な小さな和室スペースを用意し、4層目に家族の寝室を持ってきます。
5層目、6層目は書斎や物置でも使えるスペース。モデルプランのように、家族のライブラリースペース兼書斎なんて使い方も素敵ですね。6層目の物置スペースも、収納だけにするにはもったいないくらい広々としています。お子様のいる家は秘密基地として遊べそう。
このようにスキップフロアで家の階層を細かく分けることで、小さな敷地でもゆとりあるスペースが確保できます。ムダがなくスッキリとした美しさが感じられる家です。
DOMAテラス/暮らしの幅を広げる土間空間のある家
・かつて日本の住まいに欠かせなかった「土間」
・その土間と開放感のある気持ちの良い「テラス」
と一緒にすることで、リビングやキッチン、大きな吹抜けで2階ともつながり暮らし方の幅を広げてくれる気持ちの良い「DOMAテラス」という空間を設置したプラン。
シーンにあわせてカスタマイズが可能で、過ごし方や時間帯、使う人が違えばその数だけのお気に入り空間が生まれます。
モデルプラン
出典:ユニバーサルホーム
まず玄関にDOMAテラス。タイル張りのDOMAテラス+床暖房なら、例えばヨガをやってみたり、友人を呼んでバーベキューを楽しんだり。いろんなアクティビティが室内で楽しめます。
その横には大容量のコートクロークも完備。外出着を収納するだけでなく、DOMAテラスでバーベキューをするならそのセット、ヨガならヨガマットなど色々収納できそう。
そこを抜けると家の中心にキッチン。間取りの中心にあるから、水回りや階段にもアクセスしやすく家事動線も快適です。ダイニングとリビングはキッチンを中心としてあえて離れた位置に配置し、それぞれの役割をきちんと区別。
リビング側には半屋外空間として使用できる土間があり、床暖房も入っているのでポカポカとあたたかです。
2階はゆったりとしたホテルライクな主寝室に子供部屋が2つ。こちらの子供部屋も収納スペースがつながっておりセミオープンなタイプ。
そして2階の共有スペースにはタタミコーナーの小さなリビング。人目を気にせずのんびりできる、プライベートなセカンドリビングとして活躍しそうですね。
ユニバーサルホームは割高!?価格に関する話し!
公式サイトには坪単価の詳しい金額はありませんでしたが、坪単価は約28~31万円であると紹介しているところがあります。
これは建物本体の価格で、提供している建物のブランドやグレードなどによって設置される換気システムとオプションに追加の費用が掛かる場合があるからだそう。
ローコストのハウスメーカーの中では少し高めの金額になるかもしれません。
ユニバーサルホームで間取りを考えた方の口コミは?
間取りの自由度は大手ハウスメーカーに一歩譲るとして、それをカバーするだけの間取りなどの基本プランのレパートリーが充実しています。
ユーザー満足度を高めるため「1000のひらめき」というコンセプトを掲げており、間取りが100プラン、外観が10プランの計1000通りの組み合わせが可能という内容です。
また、間取りをインターネット上でのシミュレーションができる「おうちシミュレーション」機能で、間取りなどを簡単に作成することができます。
以下、実際にユニバーサルホームで家を建てた方の口コミをまとめてみました。
思い通りの間取りに
10年前に自宅を建てましたが、当時は今のような床暖房などが無かったものの、思い通りの間取りにしてもらいましたし、大手メーカーの高額な坪単価にはとても納得で出来なかったので、ユニバで建てて良かったと思っています。
デザインだけでなく財布にも優しい
デザインが気に入って契約したのですが、構造もすごいと思いました。外壁にALCを使っているせいか、外が寒くても家の中は暖房をそんなに使わなくても大丈夫です。体にも環境にも、そしてお財布にもやさしい家だと思います。友達にも自慢できる家です。
リクエストに合わせた提案をしてくれる
サンルームを採用した構造など、顧客のリクエストに合わせて延床面積の活用方法をいくつも提案してもらいました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
各家族のライフスタイルにあった間取りの提案をしてくれるだけでなく、ユニバーサルホームでは災害から家を守る手法も多数用意されており、耐震対策の一環として地熱床システムやハイパーフレーム法などを採用し、耐震性を高めています。
近年地震などの災害も多い中、この耐震性が決め手となりユニバーサルホームで家を建てたという声もチラホラ見受けられました。
これから家を建てたいと考えている方は、是非ユニバーサルホームをご検討ください。
この記事を参考に、素敵な家づくりを目指してくださいね。